鍼灸ブログ
鍼灸学科2年生の実技授業をレポートします。
今回の授業のテーマは「取穴」です。
取穴とは、身体のつぼを取ることです。
背中から腰にかけてのつぼを正確に取るためには、
背骨の触診が正確に出来なくてはなりません。
先生が教える触診の方法をみんなは熱心に聞いています。
そして、実際にクラスメートとペアを組んで触診の練習です。
背骨の突起(でっぱり)にシールや印をつけて慎重に丁寧に触診していきます。
頸椎は7、胸椎は12、腰椎は5、教科書で学び頭に入れている解剖図を思い出しながら、
背骨を触って、今触っているのが何番目の骨なのか、確認していきます。
納得できるまで触診をしたら、
先生にチェックしてもらいます。
こういった地道な練習を繰り返すことで、
すぐに正確に取穴のできる鍼灸師になっていきます。