10月26日、27日にサッカーの聖地である福島県のナショナルトレーニングセンター J-VILLAGEでおこなわれた「第5回全国シニアサッカー"裏"選手権」に、本校のスポーツトレーナー養成コースを受講する4名がトレーナー研修の一環として参加させていただきました。

参加するにあたり、今大会のトレーナーブース責任者を務める本校卒業生の山口翔さんから約1か月間の指導をいただき、技術やコミュニケーションについて練習を重ねてきた4名。

勉強やアルバイトの合間を縫って朝晩の練習に励み、時には厳しいフィードバックをもらいながらも大会に向けて努力を続けてきました。

そして迎えた大会当日のトレーナーブースは大盛況！

試合の前後だけでなく夜間も多くの選手が利用してくださいました。

特にシニア世代の選手たちは、日々の疲労が試合のパフォーマンスに大きく影響するため、それぞれのニーズに応じた適切なケアが重要だと改めて感じたよう。

学生たちは緊張しながらも明るく選手のみなさんに声をかけ、マッサージやストレッチ、テーピングなどをおこなっていました。

また、選手のみなさんから感謝の言葉をいただけたことも学生たちにとって大きな励みとなり、大会と選手を支える一員としての実感が一層湧いたようです。

出発前は緊張と不安の表情だった4名ですが、終了後はとても充実した濃い2日間だったと語っていました。

中には悔しい思いをした学生もいましたが、それも含め今回の貴重な経験は大きな刺激となったことでしょう。

今後もスポーツトレーナー養成コースでは、外部研修を通してトレーナーに必要な技術や知識、選手と接する際の姿勢などを学び、現場で活躍できるトレーナーの育成を目指していきます。