在校生インタビュー

鍼灸学科　椎名港太さん

大学中退後、約3年の社会人期間を経て日本健康医療専門学校へ

2022年4月　鍼灸学科　入学

鍼灸師の資格を取得しようと思ったきっかけを教えてください。

建築系の大学に進学するも環境の変化などが重なり退学し、地元のスポーツジムで働き始めました。そのなかでケガに悩むことが多く、痛み止めを打ちながら働いていた時期もありましたが、根本からの改善にはならず苦しんでいたところで鍼灸治療を見つけたのが出会いです。

もともと筋トレが好きで身体の構造などにも興味があったので、疑問に思ったことを治療院の先生に教えていただいてさらに関心が強くなりました。それに加えて、今まで自身が悩んでいたことにも鍼灸治療ならではのアプローチができると知り、資格取得に挑戦しようと決心しました。

ニッケンを選んだ理由を教えてください。

医療系の勉強は難しいという印象を持っていたので、受け身にならずに勉強できる環境の学校を探していました。

いくつかの学校へ見学に行きましたが、ニッケンは授業の中で先生との受け答えがあったり、複雑な部分は授業後でも時間を作って解説に応じてくれるところが自分に合っていると思いました。最後は直感で選びましたが、その決断は間違っていなかったと感じています。

実際、勉強が難しいと感じている学生にはマンツーマンの個別指導をするなど、とても手厚くサポートしています。個人に合わせて課題量や学習時間を調節してくれるところも気に入っていますね。

入学後の感想を教えてください。

やはり最初の半年は勉強が大変でした。初めて学ぶ内容で、いまの勉強が臨床のどんな場面で活きるのかイメージが繋がらずモチベーションが下がってしまうこともありましたが、座学での勉強と実技授業での内容が結びつく瞬間はとても達成感があります。

これから入学するみなさんも最初は不安があると思いますが、この分野はほぼ全員が専門学校に入ってから学ぶ内容なので、スタートラインは同じです。いままで勉強に苦手意識があった人も入学後の頑張り次第で巻き返すことができますし、勉強習慣の確立や個人に合わせた学習指導など国家資格取得のためのサポート体制はとても充実しているので、安心してください。

普段の生活について教えてください。

私は午後部の学生では珍しい朝型人間で、毎日早起きをして趣味のトレーニングとそれに伴う食事に力を入れています。

勉強は、普段の授業のなかでポイントを抑えるように意識しています。疑問に思ったことはどんどん深堀りして自分が納得するまで調べたい性格なので、ただ暗記するだけではなく、意味や仕組み、成り立ちから理解して腑に落とすことで記憶を定着させていますが、それが結果的に効率のよい勉強方法になっていると思いますね。

将来の目標を教えてください。

私は1年生のころから企業説明会などに参加していたので、すでに就職したい企業が決まっています。

そこはある分野の疾患に特化した鍼灸治療院で、院長をはじめその分野のプロフェッショナルとして確固たる自信と誇りをもっているところに非常に魅力を感じています。

ですので、まずは鍼灸師の国家資格を取得して目標としている治療院に入社し、そこで認められる治療家になることを直近の目標として頑張っていきたいです。

最後に、社会人経験を経てから進学した感想を教えてください。

メリットは、将来の目標や勉強の目的が明確になることだと思います。目の前の勉強やテスト、課題だけにとらわれず、資格取得後の将来を見据えて具体的な行動に移すことができているのは社会人経験があるからこそだと感じています。

また、学費の面でもメリットは大きいです。ニッケンの鍼灸学科は専門実践教育訓練給付の対象校となっているので、要件を満たせば国から最大168万円の補助が受けられます。政府の方針として、今後もリスキリングをさらに後押ししていく動きがあるうえ、このような医療分野の国家資格は一生ものです。さまざまな要件はありますが、少しでも興味があれば挑戦してみることをおすすめします。