News List
News List
部活動&トレーナー関係レポート
本日は日本健康医療専門学校の卒業生で、現在は治療院を経営する北村さんにお越しいただきました。
整骨院を経営する傍ら、テレビ番組の収録現場などで出演者たちの身体をケアしてきた経験をもつ先輩です。
今回は、トレーナーとして芸能界とどう関わるのかというお話も聞けるためか、学生たちも少し緊張していたような...
そもそもトレーナーというお仕事は、身体を酷使するあらゆる分野のお客さまを相手にしているものです。スポーツ分野のアスリートはすぐに想像できると思いますが、ライブツアーをおこなうアーティストやダンサー、スポーツ系のバラエティ番組で過酷な障害物に挑む企画の出演者なども、日々トレーニングを重ねて本番に臨むという点では、ある種のアスリートと言えるでしょう。
芸能界でのトレーナーのお仕事は、舞台裏・楽屋・スタジオの廊下・ロケ先のホテル・撮影している屋外のテント...などそれはもう多岐にわたります。都心から離れた撮影地まで遠征していくことも珍しくありません。
北村さんも自身が経験してきた現場の体験談を披露してくださいました。(下の写真はSASUKEの現場)
そして、全体を通して北村さんのお話から感じたのは、コミュニケーションを丁寧にとることの意義です。
テレビやエンタメの業界は、スポーツ業界とはまた違った約束事や、業界独自の空気感をもっています。そこでのタイミングやスピード感はとても大切で、全体の流れを感じ取りながら行動する力量を問われます。
番組制作側が何を求めているか、出演者のニーズはなにかを感じ取るチカラが重要で、その能力を身につけるための一番の近道が、周りにいる人たちといかに信頼関係を築き、連携をとれるかということなのです。
この力がつくからこそテーピングの技術向上や、遠征した先の現場での完璧な準備に繋がるのだと感じました。
さて、芸能の現場に行っていないときには、ご自身の経営する整骨院で地域の患者さんをはじめ、いろいろなお客様を診ている北村さん。こちらでもその人柄の誠実さが患者さんの安心につながっていることと思います。
学生たちも、知っている芸能人の名前が出てきたりと、終始興味津々でしたね。北村先輩、今回はありがとうございました。