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部活動&トレーナー関係レポート
スポーツトレーナー養成コースの1年生が、数々のプロスポーツの現場を知るOBの先輩から、貴重な体験談を聞く機会をいただきました。
今回、講師としてお招きした丸山 哲さんは、2007年に鍼灸学科を卒業した大先輩です。
丸山さんは日本健康医療専門学校を卒業後、ウィダーinゼリーでおなじみ、森永製菓の運営するトレーニングラボにトレーナーとして就職し、プロテニスプレーヤーの専属トレーナーとして世界を転戦しました。
その後社会人野球やプロ野球を経て、平野佳寿選手(現在プロ野球のオリックス・バファローズ在籍)のメジャーリーグ時代の専属トレーナーとしてアメリカへ。目標としていた野球界でトップレベルの選手・チームのトレーナーを務めるなど、着実に活躍の場を広げてきた実績の持ち主です。
学生たちにとっては、憧れのプロスポーツの現場で身をもって体験した先輩から直接語られるエピソードの数々は、何にも代えがたい貴重なものでした。
講義の中で丸山さんが学生たちに伝えたかったのは、現場エピソードやトレーナーの具体的な仕事についてだけでなく、むしろプロのトレーナーとして持つべき意識や感覚といった、目に見えづらいがために努力を積み重ねなければ自分自身のチカラとなっていかないものの大切さであったように感じました。
学生時代は目標を頭ではわかっていても、国家試験に向かう日々の中で、その勉強量の多さに押され、ついつい雑にこなしてしまうことが起きがちです。しかしプロのトレーナーを目指し、それに加えてトップクラスのアスリートたちに専属でつくようになるまでには、並々ならぬ努力と新しいことへのチャレンジとが「常に」必要なのだと、その一端を感じ取ることができた学生もいたのではないでしょうか。