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卒業生Voice
慶進高等学校を卒業後、麗澤大学に進学。
大学卒業後の2016年本校柔道整復学科に入学。
興味を持ったきっかけは、当時手術を受けた整形外科病院で医師とともに
診察室に入っていた柔道整復師の方との出会いです。
小中高とバスケットボール部に所属し現役時は怪我が多く接骨院に通っていた
こともあり、柔道整復師のことは知っていましたが、その病院では術後の
リハビリは理学療法士だけでなく、外傷に対する処置を施すことのできる
柔道整復師も医師と連携して活躍されていました。
私も資格取得後、特殊な症例を持つ患者が来院することもあるため、より深く
知識を得ることができる整形外科で働きたいと思い、ニッケンの柔道整復科に入学しました。
入学前に行われる事前学習会へ参加した際、同年代や年上の方もいましたが
学生の多くが年下で打ち解けられるかとても不安でした。
しかしニッケンは、学生と先生方の距離感が近くアットホームな雰囲気で
すぐにクラスに馴染むことができました。
授業後もクラスメイトと自主的に学校に残り教え合いながら勉学に励み、
とても充実した学生生活を送ることができました。
大学での専攻は全く異なる分野だったので、新しい知識を得ることの楽しさは
ありましたが、医療や人体に関する学問のため単語と内容のリンク、
そしてそれらを覚えるのはとても難しかったです。
私の勉強方法は①読むこと、②自分の言葉で書くこと、③問題をつくる、
④イラストで覚えることです。
①は教科書や資料を読み込みわからないところは先生に理解できるまで
質問しました。②は教科書や資料は難しい言葉を使った言い回しが多いため、
そのまま覚えるにはとても時間がかかり混乱してしまうことが多かったので、
わかりやすい言葉に言い換え内容を簡潔にまとめました。
③は過去問の形式とは異なり単語を答えるもの、内容を答えるものなど、
内容理解を目的とした問題作りをしました。
④は内容や単語などをそれぞれ別々に覚えてしまうと思い出すのに時間が
かかるため、イラストとして視覚でとらえることで思い出しやすく、
またストーリーを描きながら覚えていました。
ニッケンの先生方は学生想いで、授業時間外でも丁寧に勉強を教えて
くださいますが、試験を受けるのは自分自身です。
先生方が作成してくださる模擬試験等を受け、周りと比べたり点数を見て
一喜一憂するのではなく、いかに過去(前回まで)の自分を超えられるかが
重要だと思います。
柔道整復師の仕事は「Judo therapy」として、2004年にジュネーブWHO本部
(世界保健機構)が正式に認知し、主にアジア圏を中心に徐々に広まっています。
現在世界各地でコロナの影響が続いていますが、いつか大学で学んだ語学を生かし、
柔道整復師として海外で働きたいと考えています。