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鍼灸ブログ
鍼灸学科では、スポーツ鍼灸ゼミ、伝統鍼灸ゼミも6月から開講しています。
スポーツ鍼灸ゼミでは、町田良太先生からどんなスポーツにおいても基本の姿勢となる「パワーポジション(いつ、どの方向にでも動き出せる姿勢)」を取るための柔軟性や可動域の向上を中心とした講義。
股関節、胸椎、背中、足首などの柔軟性が低く可動域が狭いと「パワーポジション」の妨げとなり、パフォーマンスが下がってしまいます。
その妨げとなっている原因がどこにあるのかを知り、それを見極めてアプローチできるように毎週ゼミをおこなっていきます。
この日のテーマは「長母趾屈筋」。この筋肉はふくらはぎの深層筋膜の下、腓骨の後ろにあり、足関節の背屈や足の親指を屈曲させる際に使う筋肉です。
足関節を背屈しやすくなると楽にパワーポジションを取れることから、今回はこの筋肉へのアプローチを学びます。
刺鍼をしたら電気も流していきます。
今回のテーマである「長母趾屈筋」は、奥の方にある細い筋肉。見極めるのが大変ですが、上手にアプローチできると電流に合わせて母趾がぴくぴくと動きます。
スポーツの経験がある学生が多いので、この「スポーツ鍼灸ゼミ」は毎年大人気。
自身の経験と、鍼灸の専門的な知識や技術を組み合わせて立派な治療家、トレーナーを目指してください!