本日の鍼灸学科実技実習室はショウガとお灸の香り。
お灸のやり方に「隔物灸」(かくぶつきゅう)というものがあります。
文字通り、「物を隔ててするお灸」のことです。
今回使うものは「ショウガ」です。
厚めにスライスしたショウガを腰に置いて、その上からお灸をします。
皮膚とお灸の間にショウガがあるので、からだへの熱の刺激はゆっくり、やわらかいものになります。
そのやわらかい熱の刺激とショウガの成分が身体に効いていくということです。
次回の授業ではショウガではなく、「塩」を台にしての隔物灸、「塩灸」を学ぶそうです。
奥深いお灸の世界!!