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鍼灸ブログ
鍼灸学科では、本校の付属治療院で3年生の臨床実習が開始されました。
臨床実習では、これまで学んだ知識と技術を総合し、さまざまな症状への診察・治療方法を学ぶと同時に、医療人としての振る舞いやコミュニケーションの取り方、安全性への配慮なども再確認します。
今回の臨床実習をおこなったのは、すでに柔道整復師の資格を取得し治療院で勤務をしながら鍼灸学科に通う3名。
問診や患者様への対応は慣れているようです。
まずは問診で主訴を聞き、脈診・腹診・舌診を一通りおこないます。
見立てやどんなアプローチをしていくか先生たちに伝え、必要に応じてアドバイスをもらうなどして実際の施術に入っていきます。
今回の臨床実習でモデル患者を務めるのは、鍼灸学科1年生。
施術後は肩こりなどの症状が楽になったと感動すると同時に、早くここまで成長したいと勉強への意欲も湧いたようです。
別室では、この様子をクラスメイトが観察。
終了後にはクラスメイトや先生方からのフィードバックをもらって次回に活かします。
教科書上では理解できていても、実際の患者さまを前にするとどう治療していけばよいか分からなくなってしまうこともあります。
この臨床実習を経て自身の改善点を見つけ、解決する姿勢を身につけながら立派な鍼灸師になれるよう成長していってほしいですね。