News List
News List
鍼灸ブログ
鍼灸学科 伝統鍼灸ゼミは今回が最後。
最終回は山元先生から「小児鍼」を学んでいきます。
その名の通り、子どもを対象として主に癇癪や夜尿症、消化器系の不調を改善するための施術ですが
通常の鍼治療よりも短時間で、皮膚に刺鍼をせずにおこないます。
まずは腹診。軽くお腹をたたき、その音で良し悪しを判断します。
高く軽い音だと問題はなく、低く鈍い音だと状態が良くないそうです。
▲鍼は左側のイラストのように輪っか状にして使用します。
細い鍼をさらにひねって丸くするのは意外と難しく、苦戦している学生も。
▲輪っか状にした鍼で腕や脚を優しくなでたり、頭をつんつんと刺激します。
大人だと変化が少ないですが、お子様の場合はこれだけでも効果があるようです。
3年生は国家試験に向けての最後の追い込み期間、2年生もテスト期間に入ります。
来年度も鍼灸学科のゼミをお楽しみに!