昨年12月、鍼灸学科3年生の授業では、外部講師をお招きした特別講義がおこなわれました。

第2回目は、経絡治療の専門家　橋本厳先生をお招きして講義をしていただきました。

橋本先生は、ご自身の治療院「いわなみ鍼灸院」の院長や経絡治療学会理事、

教育機関での非常勤講師を務める傍ら、全国の鍼灸養成校などでの特別講義や学会発表を多数おこなっている経絡治療の専門家です。

今回は脈から患者さまの状態を判断する「脈診」を通して経絡治療を学びました。

施術の前にまずおこなう脈診。

一般的には手首で脈をとることが多いですが、実は頭部や脚、腕などにも脈を取れる部位があります。

患者さまの脈の状態やツボの反応から不調の原因を割り出してアプローチをする考え方や

臨床における脈診の活用の仕方などを学びました。

休み時間にも先生の周りには学生が集まり、知識や技術を吸収しようとしていました。

国家試験や卒業を控えた3年生にとって、授業は残りわずか。

外部の方からもたくさんの知識や技術を学んで、国家資格取得後の臨床で活かしてほしいですね。

次回の特別授業もお楽しみに！